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『騎士団長殺し』読了。

 『騎士団長殺し』昨夜読了。

 うーん、なんか、どの部分の話も、彼の前著のどこかに書いてあったような感じで、新しさみたいなものはあまり感じられなかった。面白くなかったということではあらないけど。

 ま、絵画についてこんなに書くのは初めてかと思うけど、それも、これまでの彼の物語を絵画の世界に翻案しているに過ぎないような。

 内田樹は、下記のように言っているけど、「ピアノ・トリオ」の喩えはちょっとどうなの、と言いたい。

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でも、これを「どの作品でも同じだ」と難じるのは、ピアノ・トリオに向かって曲は違っても毎回楽器が同じだと怒るようなものだと思う。この作家はそういうやり方で小説を書く人なのだ。

http://www.sankei.com/life/news/170319/lif1703190011-n2.html

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 それに個人的には、前作の「1Q84」は、ま、構造的には同じかもしれないけど、新しさみたいなものはそれなりに感じていた。

・第1部の確か3分の1くらいの所に、会話文で誤植と思われる箇所があったのだけど、どこか分からなくなってしまった。ちょっとググったけど見つけられず。

南京虐殺のくだりは、きっと何か言う人がいるだろうなと思って、ググったらやっぱあった。ま、彼がこう書いたのだから、彼なりの調査があったんだろうなと推測。

 http://lite-ra.com/2017/03/4040.html