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ごく最近

友達さん推奨の本「ナチスの戦争」という新書を読んだのですが「これは無理!こんなことを言ったり行ったナチスドイツは絶対に戦争には勝てんわ」と思った次第。

昔から、私的ナチスドイツは「第三帝国」と下手に欲張らずフランスを倒して「第二フランク王国」位に留めておけば良かったんだ、と思っていたのですが、この本を読むことによって、ナチスドイツは思想的にそのような限定戦争に収まる事は有り得ないと実感しました。

ナチスドイツがやらかした戦争は、クラウゼヴィッツが戦争論で言うところの従来型の戦争のような彼我両国間における政治交渉の継続つまり自己の意思を相手に強要する一手段に当て嵌らない、全く異質な戦争であることが分かりました。

ナチスドイツがやらかした戦争は最初から交渉する相手が存在し得ない(戦争終了の目処がたちようがない)ものであり、戦争目的そのものがヨーロッパ大陸の人種的版図の塗り替え、東方生存権の獲得(何だソレ)、ユダヤ人及びスラブ人の殲滅、ユダヤボルシェビキ体制を人種的基盤(ユダヤ人という人種ごと)粉砕するという途方もないものであり、殆ど雑誌「ムー」の世界です(「ムー」に失礼か)

しかも、国防軍将官はこれらの事柄に賛意を示しており、国防軍は無関係だったという善玉論も間違いだと分かりました。

ここまで書いたのですが、自分でも何を言っているのがわけがわからなくなってきましたので、興味がある方は読んでみてください

http://www.chuko.co.jp/shinsho/2015/09/102329.html

ちなみにナチスドイツは大戦末期のプロパガンダソ連軍を「赤軍の軍服を着た野蛮なアジア人」と表現してたらしいです。日本人も同じアジア人なので、彼らからすれば我々も「殲滅」する対象だということですね。まあ、ヒットラーは「我が闘争」で日本人を「人種的には劣るが利用するには良い連中」みたいな事を言っている(大戦中の和訳ではこの部分は削除)で当然といえば当然なのか